2011年4月3日日曜日

伯楽星

こんばんわ。
営業、片付けが終わりました~(*´∀`)
今日も1日お疲れ様でした!!

さて!!こんな時間に珍しくパソコンの前に座ってる理由なんですが・・・
昨日、(正確には一昨日)常連さんから新聞を頂きました。
それは3月31日の読売新聞。
今からその記事をそのまま打ち込みます。
本当は今日、営業前にこの作業してたのですが
アクシデントで文面が消えちゃったんので再チャレンジ。
この記事はとても心に染み渡る記事でした・・・。


老舗酒蔵次代へ

宮城県大崎市の酒蔵「新沢醸造店」当主 新沢巌夫さん(35)
「蔵の中が壊滅状態になり、6~7割の酒が出荷できなくなりました。
中でも残念なのは一昨年から国際線のファーストクラスでも
提供されるようになった『伯楽星』です。
『世界で勝負できる酒を』と寝ずの番で一生懸命仕込んでできただけに
自らの手でヒビの入った瓶を割る作業は本当につらいです。

従業員の中には家族を亡くした人もいますが、
みな酒蔵に来て復興に尽くしてくれています。
東京など県外の取引先からも応援に来てくれました。
今はとにかく無事だったもろみを少しでも早くしぼってあげたい。
倒壊の危険を承知でヘルメットをかぶって蔵の中で作業にあたっています。

これだけの被害を受けると無事だったほんの一握りの酒が
本当にありがたくて、味覚に感情が入ってしまうんです。
でも、地震を言い訳に質を落とすのは納得できない。
今はほかの酒蔵から酒を取り寄せて利き酒をするなど、
客観的な味覚を取り戻そうと努めています。

震災直後は途方にくれていました。
でも今は、『来月から配達を再開しようか』と従業員たちと
とにかく『未来』について話しています。

酒蔵は130年以上の歴史をもち、
戦時中も苦難を乗り越えてきた。
次の時代へのバトンタッチが試されているんだと感じています。」


この記事をどうしてもUPしたかった理由は2つあります。

一つはこんな想いでお酒を醸している人がいる事を
一人でも多くの方に知ってほしかったから。

私が震災直後に聞いた話では新沢醸造店さんは
『蔵は柱1本残して壊滅状態』という話でした。
人的被害はないという事に安心したものの、
しょっちゅう店で扱っていたお酒なだけにとてもショックでした。
そんな中この記事を読ませていただき、涙が出そうになりました。
『伯楽星が生きている!!』
お酒には作り手の想いが詰まっている事をひしひしと感じました。

もう一つは私と同じ事をしている方へ。

(・-・??)って感じですよね。
震災直後色んなHPやブログで酒蔵さんの安否状況を捜したんです。
その情報達にとても助けられ、書いてる方々も
とても心配しているのが伝わりました。
そんな方々に『こんな記事があったよ!!』と伝えたかったからです。
まぁ私も常連さんに教えてもらわなければ知らなかった訳で・・・。

新沢醸造店さんはもちろん、被災された中でも命をかけて
お酒を醸す人がいる。
その想いのバトンを私も一人でも多くの方に渡してゆきたいと思います。

頑張れ!!日本\(≧∀≦◎)ノ!!

麻衣子

1 件のコメント:

脱兎 さんのコメント...

がむばってけれれ。